Out Line
 3DCGでも写真と同じようにスタジオ撮影の表現できるか検証し制作した。
普段、撮影業で物撮りをしていてるため身近である物、香水のボトルをモデリングし
ライティングした。CGだから可能で強みである表現を考察し
夜空をあえて使用した。
Perfume Modeling
 実在のルイヴィトンの香水をモデリングした。
ホームページ等でリファレンスとして確認しながらモデリングしていった。
Feather Procedural Modeling + Simulation
羽はHoudini内でノードを組み制作した。
 羽を散りばめるため、2つのグループに分けた。
ボトルの周り用の羽、全体的に散りばめる羽。
DOP内に羽を通してシミュレーションをした。良い動きのフレームの所で
止めて使用する事にした。
 羽の動きをシミュレーションする際アタリ用としてボトルを
Houdini内に持ち込んだ。
Lighting
 スケッチ段階から背景は夜空を想定した。実写で撮影するには、なかなか難しいので
3DCGだからこそ可能な夜空にしライティングした。
下記、左から HDRI(夜空の光) トップライト ディレクショナルライト
1:HDRI(夜空の光) 
1:HDRI(夜空の光) 
1+2:トップライト
1+2:トップライト
1+2+3:ディレクショナルライト
1+2+3:ディレクショナルライト
下記、左から ボトル透過用ライト 下手エリアライト(緑) 上手エリアライト(ピンク)
1+2+3+4:ボトル透過用ライト
1+2+3+4:ボトル透過用ライト
1+2+3+4+5:下手エリアライト(緑)
1+2+3+4+5:下手エリアライト(緑)
1+2+3+4+5+6:上手エリアライト(ピンク)
1+2+3+4+5+6:上手エリアライト(ピンク)
Rendering
 ボトルのレンダリング(Arnold)。AOVsも書出した。
主に多用したのはライト周りのAOV。
 最終的にPhotoshopでコンポジット調整するため。
Composite
Before
Before
After
After
BG 背景
BG 背景
合成 完成
合成 完成
 Photoshopで各々のライトのパワーバランス再度微調整した。
Houdiniで制作した羽と合成した。羽はHoudini内で前もってライティングを合わせた。
合成はスムーズに行えた。ボトルのtransmission,diffuseの調整も行なった。
Color Grading + Tilt correction
 Photoshopでコンポジットし最後の仕上げにCapture One(C1)全体的のトーンを入れた。
レンズがワイドにしたため、ボトルの下部がパースがついている。
C1でボトル部分をティルトしパースを補正した。
Before
Before
After トーン+パース補正+ビネット
After トーン+パース補正+ビネット
上記右画像、Afterでビネットの周辺光量で光を落とし
作品完成。
Reference
Louis Vuitton 「Imagination」
URL: https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/products/imagination-nvprod2970067v/LP0219
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